DMTFはCIM(Common Information Model)第3版をリリースしました
DMTFはCIM(Common Information Model)およびMOF(Managed Object Format)スキーマ記述言語の第3版をリリースしました。
CIMは、管理されたコンピューティングとネットワーキングの環境を定義する一連の概念モデルを記述するモデリング言語並びにスキー マとして1997年に最初に開発されました。それ以来、CIMスキーマは新しい市場(クラウドインフラストラクチャ管理、仮想化管 理、周辺装置、ネットワークコンポーネント、アプリケーションを含む)のためのモデルを含むように拡張され、今日存在するものの中で は最も広く実装された、システムとネットワークのための管理情報モデルになるまで全体として進化してきました。
CIM標準は、システム、ネットワーク、アプリケーション及びサービスを含むあらゆる管理ドメインに向けて共通の情報定義を可能にす るものです。CIM標準はまた、ベンダーによる拡張も可能です。CIMの共通定義は各ベンダーがネットワークを介してシステムが意味 的に豊富な管理情報を交換することを可能にします。
今回のCIM第3版のリリースでは、新バージョンのスキーマの全体にわたり、数々の 拡張や追加が行われており、その中には新製品やアライアンスパートナーをサ ポートするため、あるいは新しいDMTFのプロファイルや新たな管理標準を サポートするために現在進められている改善も含んでいます。新しいCIM第3版では次に示すようなスキーマ記述の拡張が行われています。
- 列挙型(グローバルとローカルの両方)
- 構造体(グローバルとローカルの両方)
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メソッド仕様のための改善されたサポート
- パラメータの追加
- パラメータのデフォルト値
- メソッドの戻り値として配列やvoid型をサポート
- 参照や値を含む、複合型の使用をサポート
CIMの最新版のダウンロードや詳細情報については、http://dmtf.org/standards/cim を参照してください。